トリマー資格はどれがいい?おすすめや取得方法を紹介
2024年11月14日
ペットの美容や健康をサポートするために欠かせない存在のトリマー。
「トリマーになりたい」「トリマーとして活躍したい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、トリマーの仕事に興味がある方に向けて、資格の必要性や関連する資格を紹介します。
併せてトリマー資格を取得できる本校「東京愛犬専門学校」の紹介もしますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
トリマーになるために必要な資格は?
トリマーとして働く上で、必ずしも資格は必要ありません。法的な資格要件は存在しないため、資格なしでもペットショップやサロンなどでトリマーとして働くことは可能です。しかし、トリマーの資格を取得することには、様々なメリットがあります。
まず、資格を取得することで、トリミングの技術や知識を体系的に学ぶことができる点です。独学や現場での経験だけでは身に付きにくい専門知識や、適切なケア方法を勉強の過程で習得することができます。
また、資格を持つことで、就職や転職の際に自分のスキルを証明できる点も大きなメリットです。主な就職先であるペットショップやサロン、動物病院では、資格を持っているトリマーを優先的に採用するケースが多いため、資格取得はキャリアの幅を広げる手助けとなります。
必須ではありませんが、これからトリマーを目指す方は、スキルの習得、証明のためにも、まずは資格取得を検討したほうが良いでしょう。
トリマー関連のおすすめ資格
トリマー関連のおすすめ資格として「JKC公認トリマー」「SAE公認トリマー」「AAV認定サロントリマー」があります。
JKC公認トリマー
最も知名度が高いといえるトリマー資格です。一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が発行しており、技術と経験のレベルに応じた「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」という5段階に分かれています。
それぞれの段階で、トリミング技術や知識の基準があり、資格を取得すると、動物病院やトリミングサロンでの勤務、フリーのトリマーとしての活動など、多様な場での活躍につながります。
資格取得は段階的に進める必要があり、まずはC級資格からスタートし、ステップアップが必要です。
取得方法に関しては、一つはJKC公認のトリマー養成機関に入学して所定の課程を修了し、試験に合格する方法があります。この方法は、基礎から実践まで幅広く学ぶことができるため、最も効率的でスキルも身に付きやすいです。
もう一つは、独学で取得を目指す方法です。2年以上の会員歴を持ち、学科や実技試験に合格すれば資格を取得できますが、トリマーに関する知識が全くない状態からの独学は難易度が高いといえます。
SAE公認トリマー
技術と知識を備えたトリマーであることを証明する、全日本動物専門教育協会(SAE)が発行している資格です。
SAE公認トリマーは「動物取扱責任者」登録申請時にも、必要な知識・技術の証明として認められているため、業界での信頼性も高い資格です。
資格は4つの等級に分かれていて、初級、中級、上級、そして教師の段階があります。初級から上級まで段階的に技術を磨き、最終的には他者を指導する立場となる「教師」資格も取得可能です。
資格を取得するには、SAEが指定する学校での学科と実技の修了が必要であり、各等級ごとに1年間の課程を修了することが条件となります。また、上級取得後、職場で3年以上の経験を積むことで教師資格を得ることができます。
AAV認定サロントリマー
一般社団法人全国動物専門学校協会(AAV)が認定するトリマー資格で、サロン業務に必要な技術と知識を証明するものです。
犬の手入れやカットのスキルを認定する試験で、S級、1級、2級のトリマー資格に加え、サロントリマー1級から3級までの資格もあります。全犬種を対象としており、爪切りや耳掃除、シャンプーからカットまで、トリミングの基本から高度な技術までの習得が求められます。
サロントリマー検定では受験資格として、会員校での最低授業時間数が定められていて、その時間は級によって異なり、例えばサロントリマー1級を受験するには700時間、サロントリマー2級は300時間の授業を修了しなければなりません。
トリマー資格を取得できる専門学校
最後に、トリマー資格を取得できる本校「東京愛犬専門学校」を紹介します。
犬の美容や健康管理に関するすべてを学び、プロのトリマーとして必要な技術と知識を習得できる「愛犬総合学科」では、犬種ごとの特徴や性格に応じた美容技術を学び、犬の魅力を最大限に引き出すことができるスペシャリストを育成しています。
2023年度より「グルーマーコース」と「ドッグトレーナーコース」に分かれ、トリミング技術やドッグスポーツ、しつけを通して、犬との関わり方を専門的に学べる体制が整っています。
JKC公認資格など、業界で認知度の高い資格が学習過程で取得できる点が特徴です。例えば、トリマーC級やB級、ハンドラーC級、訓練士補などが目標資格に含まれており、卒業後すぐに現場で活躍できるように実践的な教育を行っております。
犬の美しさと健康を総合的にサポートできるトリマーを目指すなら、東京愛犬専門学校の「愛犬総合学科」への進学をぜひご検討ください。卒業後はペットサロンや動物病院、ドッグショーなど様々な分野で活躍することができ、夢の実現に向けた最良の環境が整っています。
トリマーの仕事に興味があるなら
トリマーになるために資格は必須ではありませんが、取得することで様々なメリットがあります。今回紹介した「JKC公認トリマー」「SAE公認トリマー」「AAV認定サロントリマー」などは取得の過程でトリマーとしての専門知識や技術を高められ、就職や独立開業に役立ちます。
資格を取得することで、飼い主や業界からの信頼を得やすくなり、スキルの証明にもつながります。自分に合った資格を選び、トリマーとしての第一歩を踏み出しましょう。